未来と挑戦

Challenge

私たちが目指すBPaaS

人とテクノロジーをかけ合わせた業務プロセスの提供で、
中小企業のDXを実現。

私たちが挑むのは、これまで誰も成し遂げられなかった「中小企業の働き方」の根底からの変革です。

少子高齢化という抗えない潮流の中で、国内事業者の99.7%を占める中小企業の現場こそが、日本の未来を切り拓く。その働き方を変えるために、AIエージェントを組み込んだBPaaS(Business Process as a Service)を人とテクノロジーで社会に実装します。

目指しているのは、単なるシステムの提供ではありません。AIをはじめとする最先端のテクノロジーと専門性の高い人材が協働し、あらゆる企業のノンコア業務を標準化して代行する。私たちが国内の中小企業の共通の本社機能を担うことで、テクノロジーの恩恵を誰もが平等に受けられる産業構造へと変えていきます。

立ちはだかる壁はどこまでも高く、困難の連続です。しかし私たちが確実に前に踏み出すその一歩は、「働く」を変える力になる。この未来をただ待つのではなく、自らの手で引き寄せたい。 そう願うあなたと、私たちは共に挑みたいと考えています。

BPaaSとは

人口減少という世界共通の課題、
その最前線に立たされている日本。

2060年には世界人口がピークアウトすると言われ、各国は「人口が減少する中でGDPをいかに維持・成長させていくか」という未曽有の課題に直面します。なかでも日本はその最前線に立たされている、といっても過言ではありません。待ったなしの社会課題として挙げられるのが、急速な少子高齢化に伴う労働力不足であり、生産年齢人口は今後数十年で大幅に減少すると予測されています。

これにより、大企業やスタートアップには人が集まる一方、設立から一定期間が経過し、株式報酬などの直接的で明確なリターンが提示しにくい中小企業の人材確保は今以上に困難になると予想されます。こうした深刻な人手不足への備えが、まさに中小企業にとっての大きな壁となっています。

「日本の人口の推移(万人)」というタイトルのエリアチャート。横軸は1500年から2100年までの西暦、縦軸は0から15,000(万人)までの人口を示している。グラフの曲線は1500年から1800年代後半まで低水準で推移した後、1900年頃から急激に上昇。「2000年代初頭にピークアウト」という注釈とともに山なりの頂点を迎え、その後2100年に向けて再び急激に減少していく様子がオレンジ色の面グラフで描かれている。

なぜ中小企業のDXは、
進んでこなかったのか。

日本の事業者数の99.7%、働き手の約7割を占める中小企業は長らく労働生産性の頭打ちという課題を抱えてきました。そのための打ち手としてBPOの活用やSaaSによるDXが挙げられますが、大企業に対して中小企業では導入のハードルが高いと言わざるを得ません。

その背景にあるのが業務量の少なさから支援が割高になりやすいコスト構造や、導入を牽引するデジタル人材の不足。膨大なサービスから自社に最適なものを選べず、導入したツールやシステムが十分に活用されない例も散見されます。これら「予算」や「デジタル人材・スキル不足」「既存ツールやサービスとの連携」といった複数の要因が重なることで、中小企業のデジタル化が進まない原因は「意欲」ではなく「構造」であることが読み取れます。この課題と正面から向き合うことこそ、日本の産業構造の変革には欠かせない取り組みです。

BPaaSの実現を後押しする、kubellの強み。

多くの中小企業に使われているChatworkを入口にBPaaSを実現する。これは他にはない、kubellだからこその形です。チャットが単なる連絡手段ではなく、依頼・実行・完了・証跡までを一貫して担うプラットフォームへと進化。顧客はAIを意識することなく「成果」を手に入れられるだけでなく、使うほどその裏側で業務のDXやAX(AI Transformation)が進んでいく。さらにテクノロジーだけではなく人ならではの創造性を起点に、オペレーションとデリバリーで前に進める。テクノロジーですべてを解決し切る発想ではなく、人とテクノロジーの役割分担まで含めて“業務完了”を提供する。それが、kubellだからこそ目指せるBPaaSです。

01 圧倒的な顧客基盤と事業基盤

私たちの最大の強みは国内最大級のビジネスチャット「Chatwork」を通じて築き上げてきた圧倒的な顧客基盤です。国内利用者数No.1*という強力なインフラは、BPaaSという新しいソリューションを展開するうえで他社にはないアドバンテージを生み出しています。

従来、中小企業市場は新規顧客の獲得コストが非常に高くなるという参入障壁がありました。特に非ITセグメントの企業に対するマーケティング・セールス活動は投資対効果が悪く、常に赤字のリスクと隣り合わせという現状があります。私たちはすでに強固な信頼関係のある膨大な顧客基盤を築き上げており、クロスセル・アップセル戦略を展開できます。またノンコア業務の汎用化・効率化には、どの会社にも共通する業務を大量に収集する必要がありますが、この点においても極めてハードルが低いポジションを獲得しているといえるでしょう。

* Nielsen NetView Customized Report 2025年7月度調べ月次利用者(MAU:Monthly Active User)調査。 調査対象はChatwork、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKSを含む44サービスを株式会社kubellにて選定。

02 全業種・全職種が使う、強力なユーザー接点

ビジネスチャットの最大の特徴は、全業種・全職種の従業員が業務時間中ずっと使い続けるツールとして日常的に利用されている点にあります。Chatworkは、すでに多くの中小企業にとって仕事上のコミュニケーションに欠かせないツールとなっており、他のSaaSと比較して非常に強いユーザー接点を持っています。

中小企業のDXが進まない最大の理由は「デジタル人材不足」や「高度なITスキルが必要」という点でした。新しいツールを選定し、導入したうえで全社に教育するハードルは非常に高いものです。私たちには従業員が日々使いこなしている「チャット」という共通接点があります。このコミュニケーションインフラを起点に、BPaaSという新しい業務プロセスをごく自然な形で提供することにより、中小企業のDXをスムーズに実現できるのです。

03 親和性の高さを誇るチャットUIとBPaaS

生産性向上の鍵を握るのは、システムが揃っていることではなく「仕事が前に進む」こと。だからこそ入口はできるだけ軽く、日常の動線にそのまま乗ることが重要です。顧客にとって、チャット経由で業務を依頼したら、成果が戻ってくる体験を味わえる。知らず知らずのうちにAIの恩恵を受けつつ、DXが進んでいく世界。

将来的にテクノロジーの進化とあわせ、企業の業務プロセスは細分化され、外部へ切り出されるタスクの規模は小さくなっていくでしょう。重厚な契約システムよりも、日常の会話の中で「これお願い」と依頼できる軽やかさがますます重要になります。チャットで依頼し、チャットで納品される。最も摩擦の少ないコミュニケーションの中で、業務が完結していきます。

04 膨大なデータを次世代のワークフローに

BPaaSの成功を左右するのは、いかに業務を標準化し、スケールさせるかという点にあります。その鍵を握るのがChatworkに蓄積された膨大なデータです。

チャットに蓄積された膨大なテキストデータから業務ナレッジを抽出し、AI技術と組み合わせることで、業務プロセスの標準化と自動化を推進できます。ビジネスコミュニケーションをおこなう滞在時間の長いプラットフォームとして、人とAIが日常的に会話できる接点をすでに持っている点も強みです。このデータ資産とAI技術を組み合わせ、人とAIがインタラクティブに連携するワークフローを設計することで、プラットフォームの価値を最大化し、BPaaSを推進していきます。
顧客基盤が拡大することで、顧客の属性データと、自社メディアや顧客コミュニケーションを通じた行動・意識データが蓄積されていきます。この量的・質的なデータ拡大がマーケティング効率を向上させ、さらなる事業創出にもつなげます。

底が深く、参入障壁の高い
誰も手を出さない「ブラックオーシャン」

このように中小企業には複数の課題が顕在化しています。一方で、エンタープライズ企業向けの市場は多くのプレイヤーが競合するレッドオーシャンとなっており、中小企業向けの市場は本来であれば早急な支援が必要な領域ですが、プレイヤーが極めて少ないことから「ブルーオーシャン」と捉えられがちです。

しかし実際に私たちが挑んでいるのはブルーでもレッドでもない「ブラックオーシャン」。中小企業はその数が膨大であるが故に、多様なニーズと課題が存在しています。それぞれに価値を提供するには、業務を構造的に捉え、標準化しながら個別対応する仕組みが必要不可欠です。また多様性が高いため、単純に量で測ることも困難。しかも業種や地域、規模で細分化すると全体の市場規模が小さくなってしまいます。つまり底が深く、難易度が高いために、誰もアプローチをしてこなかった市場なのです。

レッドオーシャン、ブルーオーシャン、ブラックオーシャンの3つの市場戦略の概念図。左上のオレンジ色のブロックは「レッドオーシャン(既存市場)」で過当競争、薄利多売、コスト高、低付加価値の特徴を示している。右上の青色のブロックは「ブルーオーシャン(未開拓市場)」で競争ない、ハイリターン、ローコスト、高付加価値の特徴を示している。下部の黒色のブロックは「ブラックオーシャン(開拓困難市場)」で競争なし、高利益高価値の特徴を示している。

kubellのAI戦略と、これからの展望。

kubellのAI戦略の核はChatworkを「コミュニケーションツール」から、人とAIがあらゆる業務を協働で実行する「ビジネスプラットフォーム」へと進化させることにあります。

これまで蓄積してきた膨大な現場データにもとに、定型業務やデータ処理はAIが担い、人は思考や創造、問いを立てることに専念する。感情的な配慮や高度な意思決定、顧客への創造的な提案といった「人ならではの価値」に集中することが可能になります。

AIと人が役割を分担し、互いの強みを引き出し合う働き方を設計する。単なる労働の代替ではなく、人ならではの働く価値を高めていくこと。それがkubellの目指すAIで人が輝く未来です。

AIによるChatworkの進化。

ChatGPTに代表されるLLMベースの革新的な技術進化により、AIを使った高度な文書理解や多様なタスク実行が可能になりつつあります。ChatworkでもAI実装を進めており、過去のメッセージデータを学習させた文面生成や要約、AIとの対話機能などの開発と検証をおこなっています。

業務自動化の進展レベルを、Level 0からLevel 3までの4段階で示した右肩上がりのステップチャート。 ・Level 0(灰色):人の手による手動対応。工数10%減。 ・Level 1(緑色):一部のタスクのみ自動化。工数30%減。 ・Level 2(青色):特定環境下における完全自動化、または条件付き自動化(人が介入)。工数50%減。 ・Level 3(オレンジ色):完全自動化。工数100%減。 各レベルが上がるごとに工数の削減率が高まり、最終的に完全自動化を目指す過程が視覚化されている。

AIによる「BPaaS」の自動化・効率化。

人とAIの役割分担を前提に、業務ワークフローを設計しています。正確性が求められる業務は人が担い、定型業務はAIが自動化する。受注ニーズをもとに複数のワークフローを開発し、最短で成果をデリバリーできるよう効率化を進めています。

Chatworkを中心としたBPaaSの業務連携図。中央にChatworkのロゴがあり、その周囲にBPaaSオペレーター、AIエージェント、従業員が接続されている。さらに外側には8つの業務機能(採用、Web制作、総務、秘書、労務、経理、営業、事務)が配置され、それぞれがBPaaSオペレーター、AIエージェント、従業員を通じてChatworkと連携する構造が示されている。

人とAIが協働するプラットフォームへ。

「担当者が辞めてしまった」「専門知識をもつ人がいない」「新しく採用する余裕もない」など、中小企業が抱えるこうした課題も、チャットで依頼すれば解決できる。
経理業務も、顧客対応も、Webサイトの作成も、人手や専門知識に依存せず業務が進み続ける。誰もがAIをはじめとしたテクノロジーの恩恵を受けられる働き方が、実現しつつあります。

kubellが目指すのは、人とテクノロジーで、Chatworkを起点に中小企業のDXを推進し、あらゆる人がより楽しく、創造的に働ける世界です。

Join Our Team

人とテクノロジーで、99.7%の働くを変える。
この未踏の変革へ、共に挑む仲間を募集しています。